8/13-16までの4日間、東京駒沢オリンピック運動公園にてU18Championshioが開催されました。
我々、琉球ゴールデンキングスU18は3位で大会を終えました。
今回の大会で、自分自身が考えたことをここに残します。
□重要なのは強靭な育成組織
Bユース組織の目的は、「世界に通用するプロ選手の輩出」が大きな目的にあります。
目の前の一戦をこだわって勝利するのを目指すのはもちろんですが、一方で上記の目線を持ち合わせる必要があります。
一番印象的だったのが、名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18でした。バスケットボールの内容も、U15、U18での育成組織力が大変際立った印象をうけました。
育成組織そのものが高い水準で保たれていれば、「世界に通用するプロ選手の輩出」が高確率で可能になります。
NBAでは毎年勝率を6割を保つチームが「優勝」を獲得する可能性が非常に高いという話があります。
U12、U15、U18育成組織も高い水準に常にいることこそが、目的達成を実現する重要な要素になりそうです。
決して目先の1戦の結果だけに揺れ動くことなく、勝利、敗北の全てから「成長」に繋げられる組織になる必要があります。
□本当に悔しいと思える経験を積むこと
悔しいと思える経験を、何度積み重ねることができるか。
これは選手に限らず、25歳現在においても自分自身かなり意識しています。
大人、子どもに関わらず「悔しさ」は、次へのエネルギーに変換することができたら大きな原動力につながります。
しかし、本当に「悔しい」と思えるのは、それ相応の準備をしてこないと実感できません。
自分自身しかそれは分かりません。
今回に関しては、僕自身力不足を痛感した場面が何度かありました。自分がそういう「悔しさ」を実感できること自体がポジティブなことです。
それくらい「今回チャンピオンシップに向けて、自分の意識が集中していたんだ」と、遠征が終了してから感じました。
□育成組織からトップチームへ
今回のチャンピオンシップ終了と同時に、トップチームに育成選手枠を設けるというリリースが出ました。
これにより、ユース組織とトップチームとの繋がりがBリーグ全体でスタートの狼煙を上げることになります。
もちろん、すぐにこの制度がどれくらいの効果を発揮するかは未知数ですが、リーグで育成組織、トップチームの繋がりの構図ができた一歩目なのは確かです。
「環境が人間にもたらす影響は大きい」
プロチームは、選手自身で勝ち取らないといけない部分が大きいものですが、リーグが「チャンス、機会の創出」をこうして実際に行ったのは、多くの育成選手の希望になると信じます。
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